整形外科は、まず、医療機関という、
絶対的な立場があり、
整体との違いは、はっきりしていますね。

ただ、痛みや、不調を何とかしたい
という思いで来られるのは、
共通していると思います。

整形外科では、医療検査、診断し、
その結果で、薬物・物理・保存療法、
などを行ないます。
特に、捻挫、打撲、骨折、関節痛など、
機能障害に加え、
器質的な形態異常も含まれます。

整体では、医療検査、診断ができないので、
急性の訴えや、
慢性でも激しいものは、まず、
整形外科を始めとした医療機関で見て頂くようにして下さい。

整体は、その名の示す通り、
“体を整える”ことを目的としています。

どちらも、目的は“体を整える”ことで、
もう一つ整体との違いが分かりにくいものに、
カイロプラクティックがあります。

整体やカイロプラクティック等の手技療法と呼ばれるものは、
「手当て」が特徴であり、原点となります。

「手当て」とは、「手を当てる」ことであり、
手を通してエネルギーの交流が起こり、
その人の持っている自然治癒力を活性化することです。

もちろん、痛みや不調の改善への対応は行ないますが、
整形外科、接骨・整骨・マッサージ師（国家資格者）のように、
“治療”を最終目的にしているのではありません。