振り返りの会でのお話、第3回目です。
ディスカッションの中で、
「観察」ということから、
その場合、会が「内向き」になるのではという話題が出た。
「内向き」「外向き」という対比として、
活動を、世間にどうアピールしていくかという方向に話が進む。
個人的には、この「内向き」「外向き」は、
観点が違っているように思えた。
確かに、初参加の人は、時間をかけて「観察」できていないので、
対応できないことになる。
「観察」できる普段の参加者のみになり、
意識的に排除されなくても、居心地はよくないであろう。
どんどん内輪だけのものになって行く。
それは「内向き」と言われる。
これは、ワークショップの雰囲気や内容自体のことであろう。
それに対しての「外向き」であれば、
初参加の人の受け入れが開かれていて、参加しやすいということ。
活動の世間へのアピールとしての「外向き」は、
ワークショップの雰囲気や内容ではなく、
宣伝の問題であろう。
それに対しての「内向き」は、
宣伝しないで、今来ているメンバーだけでやっていくという事。
2種類の問題を、「内輪」ということで、
混同してに考えているように思えた。
私は、おとあそび工房の舞台は2度目だが、
ワークショップの雰囲気や内容は、「内向き」だとは思えない。
初参加の方の、初めての場としての緊張は当然あり、
未経験の即興に戸惑いはするものの、
決して参加しにくい雰囲気ではない。
また、メンバーの方もすぐに対応し、
初参加の人とのパフォーマンスも、
面白くなることは多い。
ただ、宣伝に関しては、
もうすでにメンバーの皆さんで話をされていますが、
まだまだアピールし切れていないところはあると思う。
そういう意味では「内向き」であったかもしれない。
ということで、「内向き」「外向き」という話は、
かなり違和感が残ってしまっていた。