大舞台の本番に向けて
今年の「調体和塾“い座” 整体の間」での初仕事は、1月3日でした。
元々「からだの教室の教室」の生徒さんで、
一生懸命取り組むだけに、感覚を掴むのに苦労されていらっしゃいました。
時間の都合で、現在はお休みをされていますが、
整体の方をマメに受けに来られています。
歌のお仕事をされており、整体院のHPにも感想を掲載させて頂いています。
この方、3日にザ・シンフォニーホールのニューイヤーコンサートに出演されるとのこと。
シンフォ二ーホールで、オーケストラの前で、初めてのソロ。
ということで、かなり気合も入っているのですが、
ご本人曰く、「体がボロボロ」と。
歌のレッスン前に整体を受けると、先生から「声が良く出てる」と言われるそうで、
本番直前に調整して欲しいと12月半ば頃から仰っていました。
普段から、声が良く出るようにということに、特に焦点を当てて調整することはしていません。
不調を聴きながらその時の季節や、環境を考慮しながら、
その人の素の身体に戻していきます。
痛みや病気がないということではなく、
過敏でも鈍感でもない、
呼吸が楽で気持ちが落ち着き、
行動や言葉がやり過ぎる・少ないということがなく、
頭も体もスムーズに働き、
乱れても元に戻る弾力のある身体。
そういう体を整体(整った身体)と言います。
そこへ向かって調整していきます。
それは、その人の今持っている力を最大限に発揮できる状態に戻すことです。
「声が良く出る」のは、本来のベストの身体に戻ったからです。
ですから当然、練習で身に着いていないものができるわけではありません。
調体和塾“い座”では、〇芸応援をしています。
芸事・芸術に携わっていらっしゃる方は、
良い作品・パフォーマンスを発揮してほしいということで、
割引をさせて頂いています。(師匠クラスは通常料金でお願いします)
整体(整った身体)の状態は、その人の最高のパフォーマンスを発揮します。
舞台や作品制作など、いいものを見せて頂きたいと思っています。
整体操法後の夜は、シンフォニーホールで素敵な歌を堪能させて頂き、
家族で良いお年玉を頂きました。