野口三千三先生の教室を引き継がれている
羽鳥操先生にご挨拶に行こうと決心したところからです。

野口体操 公式ホームページ

宥紀夫先生に教えて頂き、
大阪で教室をやっていますと手紙を書いて伝え、連絡を取って、
東京の朝日カルチャーの講座に体験参加させて頂くことになりました。

まあ…緊張しましたね。

ドキドキしながら教室に入る。
継続されて講座を受けられている人達ですっかり楽しそうな雰囲気が出来上がっている。
一人で自分の居場所ではない所に迷い込んで、気弱な私はポツンとしている。
緊張がピークに達する頃、羽鳥先生が来られて講座が始まった。

動きに入ると多少は何とかなるかなと思いあがっていたが、
今まで感じて来たのと違う、スピーディーな展開に、着いていくのが必死。

それでも講座の最後に「大阪からせっかく来たのだから」と、
三千三先生に頂いたという鞭の実演で、”ムチの動き””ムチの音”を見せて頂いた。

これは、ホントに貴重な体験をさせてもらい、
有難いことだなと思うながらも、
羽鳥先生から、厳しいお言葉の数々でフラフラ。

後で考えたら、警戒されていたんだろうなと思う。

全く面識のない者が連絡してきて、
大切に引き継いできている三千三先生の残されたものを、
知らない所で「野口体操」の名前を使って勝手に教室をしている。
いい加減な事をされていたら、当然、迷惑な話だ。

宥紀夫先生のことは、手紙に書いたが、数回のワークショップを受けているだけ。
WEBの映像を見て「こんな感じかな」と
「野口体操」と言って教えている、と思われても仕方がない。

「野口体操からだの教室関西支部」は
羽鳥先生の「野口体操の会」の支部のように受け止められる。
と後日メッセージが来て、
「からだの教室関西支部~野口体操をベースとしたワーク」と名称を変更した。

宥紀夫先生に伝えると、
「ぼくも、野口体操とは出してないよ」と。

確かに。

野口体操をベースとした「からだの教室」とある。

弁天町で代表を引き継いでから、
そのまま「野口体操からだの教室」としていた。

「宥紀夫先生、言ってくれよ!」と責任を転嫁したかったが、
「自分で気付けよ」ということだったのだろう。気付くのが遅かった。

で、東京から夜行バスで帰った体の疲れと、
羽鳥先生にの講座で打ちのめされた心とで、ボロボロの状態。
「宥紀夫先生に申し訳ないな」と思いながら帰ってきた事は、忘れられない。

その後は、教室の会員さんには申し訳ないが、
自身の持てないまま、
羽鳥先生から「その名称でしたら良いです」と言って頂いたので、
やって行くしかないなと思い、続けて行きました。

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