まずは、パントマイムの経緯からですが、
パントマイムを習い始める前も浪人生でした。
たまたまテレビを点けた時、
「IQエンジン」というクイズのような番組をやっていて、
https://www.weblio.jp/wkpja/content/IQ%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3_IQ%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81
異質な感じで面白いなと思って見ていた。
これは、東京の第三舞台という劇団の人たちが出ていた。
その後、夜中にこれまた、たまたまテレビをつけると、おかしな番組を見つけてしまった。
「週刊テレビ広辞苑」。
https://www.wikiwand.com/ja/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91
「IQエンジン」と同じような匂いがすると思ってみていた。
これは京都の劇団、そとばこまちの方々。
「また劇団の人達か」と思っていました。
小劇場ブームが来ていた頃だったんですね。
そして「広辞苑」が終了し、
その後番組で「現代用語の基礎体力」が始まった。
そのTV会社のイベントを通して、
それまで全く興味のなかった演劇を見に行きました。
(勉強は…)
その頃はすでに小劇場ブームも盛り上がりを見せており、
パンフレットの中に、たくさんの演劇公演チラシが挟まれていました。
そこで目に留まったのがパントマイム教室のチラシでした。
演劇でも観たのは、まだ2回目くらいです。
当然、パントマイムに対して全く知識もなく、関心もなかった。
大量のチラシの中からパントマイムのチラシが目に飛び込んできたのは、不思議だった。
今考えると、浪人生活で心がすさんでいた時に芝居を観ることで整えられていたのであろう。
不整体であれば、目先のことや間違った方を選んでしまうのだが、
整体(整った体)だと、必要な所・物を無意識に選んで行動する。
チラシを見た瞬間に、「これや!」と思った。
当時は、整体の体癖で言う上下型になっていたのだろう。
(そこはさすがに受験生)
「浪人期間中に何をしていたの?」と聞かれた時に、
「受験勉強」とは答えられない。
浪人せずに大学に行く人はいっぱい居るのだから。
(おかしいですね。浪人んだから勉強で良いやん)
「この期間は、これをやってました!」
と言える物がないか探していたのでした。
その時は、何を血迷ったのか、英会話の体験に行ったり、
(不整体だったんですね。この時は)
武道をやろうと思って道場を観に行ったり探したりしていました。
しかし、ぽっかり空いている3年間(!)を埋めるには、
多くの人がやっている事では説得力がない。
みんな、普通に生活しながらやっているのだから。
やっている人が少ない、3年間これをやっていました。
と言える物はないか、と自分の中で妙な理屈を作っていました。
が、そんな物はなかなか見当たるわけも有りません。…。
という所に、パントマイム教室のチラシが目に飛び込んできたものだから、
「これしかないやろ!」と。
なんて不純な動機でしょう。