4月12日(金)、大阪・大丸心斎橋劇場で、
【日野晃”古希”ドラムソロ1時間ぶっ叩きコンサートReal’71 vs日野一輝】
17:30受付開始/整理券配布
18:30開場
19:00開演
があります。
https://hinobudo.wixsite.com/drumsolo?fbclid=IwAR3w0KNuGwa1zzs2wchbM19aG0ZB0jRBJCrAYt6DvdRr0ghdm-jyothmQmk
ドラムソロで1時間。
日野先生という存在を知っているにも関わらず、
本当に1時間の間飽きることなく続けることが出来るのか、という疑いは消えないまま、
還暦のコンサートを聴きに行った記憶がある。
これは、私が素人だからかと思ったが、
今回のチラシを配布していると、
バリバリにドラムをやっている人も驚きを隠せず、
プロのドラマーの方も、「日野さんはおかしいからなあ」
という反応であり、
やはり、常識的なものではないのだと改めて思った。
通常、芝居を見たり、音楽を聴きに行ったりして、
面白さを感じる、感情を揺さぶられる、感心する、ということは有るが、
自分の意識で、はっきりと、何か考えている。
出演者の表情や動き、何が起こり、どう展開するのか、
何を意味するのか、なにを感じているのか。
時には、楽しんでいても、あとどれくらいの時間が残っているのか、
などと考えてしまう。
日野先生の還暦のコンサートを聞いた時、
飽きさせないどころではなく、
そんな意識的な考えは全く飛んでしまっていたことに、
終わってから気がついた。
美しい、素晴らしい、すごい、
などと思う暇もなく、一気に時間が過ぎていく。
ただ、日野晃の叩き出す音に浸り、気持ちが昂ぶる。
身体がムズムズし、自分のナマの身体がもどかしい。
滅多に体験できない、その感覚を味わえる機会が4月12日にある。
還暦のコンサートから10年の月日の深みがさらに増しているという。
観客である私自身も試されるようでドキドキする。
是非、多くの方に体感して頂きたいコンサートです。