パントマイムの清水きよし先生。
「空間の詩人」と呼ばれる清水先生の舞台の捉え方。
いつもご紹介する時に、
このへんが、最も分かってもらいたいところでもあり、
説明してもなかなか伝わりにくい所でもあります。
このへんが、最も分かってもらいたいところでもあり、
説明してもなかなか伝わりにくい所でもあります。
整体でも、「空間のさざ波」を意識して、
施術・操法に取り組んでいます。
清水先生の文章をコピーしてお伝えしたいと思います。
清水 きよし
10月17日 20:15 ·
10月17日 20:15 ·
「時空のさざ波」
これが大切なのです。
これが大切なのです。
物体が動くと周囲の空間が歪み、
波のように宇宙にひろがっていく・・・
この空気の波動、それこそが我々の舞台表現の根幹。
波のように宇宙にひろがっていく・・・
この空気の波動、それこそが我々の舞台表現の根幹。
それは舞台から客席へ、
客席から舞台へ相互に波動を起こし、
その波動を受けとめて返す。
客席から舞台へ相互に波動を起こし、
その波動を受けとめて返す。
映画が悪いなんて言うのではないのです、
だって私は映画は大好き。
たぶんそこには同じ場に居る観客の波動を感じるからでしょう。
だって私は映画は大好き。
たぶんそこには同じ場に居る観客の波動を感じるからでしょう。
問題はテレビ、パソコン、スマホ、携帯・・・。
画面からは波動が起こらず、しかも個の空間。
画面からは波動が起こらず、しかも個の空間。
拡がりがないのですよね。
波動は宇宙にまで届くというのに最短の距離、
最少の空間に留まってしまう。
最少の空間に留まってしまう。
パントマイムの魅力は空間に広がる波動
「空間のさざ波」にあるのです。
「空間のさざ波」にあるのです。
昔が良かった!
これはノスタルジーでも何でもない。
これはノスタルジーでも何でもない。
だってね、昔は全てがライブ、
身体での体験だったのですから。
身体での体験だったのですから。
ここに帰らないと人間はドンドンつまらない存在になり、
感性も身体感覚も身体機能も退化し、
やがて滅亡してしまうのでは。
感性も身体感覚も身体機能も退化し、
やがて滅亡してしまうのでは。